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頭皮が赤い原因と対処法とは?放っておくと薄毛の原因に!

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頭皮の状態は髪に覆われていることもあり、普段あまり見る機会がない部位です。しかし頭皮はヘアトラブルを見つける為に、是非チェックしておきたい部位でもあります。

今回は頭皮が赤くなった時に考えられる原因と対処法についてご紹介します。ただの湿疹だと甘く見ていると薄毛にも繋がるので要注意です。

頭皮が赤いと要注意!?

頭皮が赤くなっているときは注意が必要ですが、そもそも頭皮はどんな色が正常なのでしょうか?頭皮の赤みと薄毛、そして育毛との関係についてご説明します。

正常な頭皮の色は?

正常な頭皮の色は透明度がある青みがかった白色をしています。青みがかっていると、血流が悪く不健康なイメージがありますがそうではありません。

他の部位でも血管は青い色をしているのと同じで、正常な血流がある頭皮は血管の青が透けて見え、青白い色をなのです。

ちなみに白色の頭皮は、頭皮に艶がなく乾燥している状態ですので良い状態ではありません。

正常な頭皮は、色と硬さからも判断できます。頭部は固いもの、頭皮は動かないものというイメージをお持ちの方は多いかもしれません。

確かに頭皮の下には頭蓋骨という骨がある為、頭皮が他の部位のように伸びたり、大きく動くことはありません。しかし、頭皮と頭蓋骨の間には筋肉があり、動かしてやると遊びがあるものです。

頭皮の健康状態を知るには、色プラス遊びの有無を確認しましょう。

頭皮が赤いのは薄毛のサイン?

頭皮が赤い状態は、紅斑(こうはん)と言われ、2つのタイプがあります。

1つは頭皮の表面にある毛細血管が拡張して透けて赤くみえる状態です。赤くなっている部位を軽く指で押さえてみて下さい。一時的に赤みが消え、少しするとまた赤くなります。

血管が拡張しているといっても、血流が良くなっているわけではありません。何らかの原因で炎症が起きることで血管が拡張しているのです。

2つ目は逆に、うっ血し血流が滞っている状態です。うっ血は、静脈内で血流がスムーズに流れず滞ることでその部位に血液が集まり赤く見えるのです。

頭皮に炎症が起きている場合は、そこに生えている髪の毛がダメージを受け、かゆみを感じやすくなります。かゆみで頭皮を掻いてしまうことで、頭皮に傷がつき、抜け毛に繋がります。

また血流が滞ると、頭皮の奥の毛母細胞に栄養素が届けられなくなるので、髪が弱くなり抜けやすくなります。

頭皮の赤みは育毛を妨げる

頭皮の赤みは育毛も妨げてしまいます。頭皮に炎症が起きていたり、うっ血がおこっている状態は、いずれも頭皮の疲れを意味します。

頭皮の疲れは、髪のボリュームダウンやパサつきを引き起こし、艶のある健康的な髪を育ちにくくします。

また炎症が起きている頭皮は、雑菌なども繁殖しやすく、細胞の新陳代謝力が低下します。頭皮を作り出している細胞が不健康だと、新しい毛母細胞が生まれず、髪の毛も生えにくくなります。

またうっ血した頭皮には、栄養をいくら与えても血流が悪い為、髪を育てる毛母細胞まで栄養が届きません。栄養が届かないと当然育毛は難しくなります。

頭皮が赤くなる原因は洗髪に!

頭皮が赤くなる原因は意外と身近なところにあります。それが毎日行っている洗髪です。

頭皮とシャンプーとの相性

頭皮が赤くなる原因の1つとして、使用しているシャンプーと頭皮との相性があります。様々なメーカーから、いろんな種類のシャンプーが発売されており、なかなか自分に合うシャンプーに出会えない方も多いのではないでしょうか?

女優のAさんお勧めのシャンプーだから、友達のBさんがいいと言っていたからという選び方で選んでもあなたの頭皮にそのシャンプーが必ず合うとは限りません。

そもそもの肌質、毎日とっている食事内容、ホルモンバランス、ストレスの強度など1人として同じ人はいないからです。

髪に優しいと言われるアミノ酸系シャンプーでさえ、頭皮に合わなければ赤みが発生します。

誤った洗髪方法によるもの

頭皮が赤くなるもう1つの原因は、誤った洗髪方法によるものです。

髪を洗う時に、ゴシゴシと強く頭皮をこすったり、爪を立てて洗うのはNGです。来柔らかい頭皮を傷つけてしまい、炎症を引き起こすのです。

またシャンプーを頭皮に直接つけていませんか?この行為は頭皮に刺激になるばかりか、頭皮にシャンプーが残ってしまいます。

そして毛穴に残ったシャンプーと皮脂汚れが混じり合うと雑菌が繁殖し頭皮の炎症が起こるのです。

頭皮が赤くなる原因と頭皮環境

頭皮が赤くなる原因は、頭皮環境の悪化とも密接な関係があります。

紫外線による頭皮ダメージ

紫外線の刺激は頭皮に大きなダメージを与えます。

紫外線の浸透力は非常に強く、頭皮が日焼けしてしまうだけにとどまりません。紫外線は頭皮の奥にある細胞の中にまで浸透する威力を持っています。

そして紫外線を浴びた細胞は、スムーズな細胞分裂を行えなくなり、新しい髪の毛を作る力が低下します。免疫力が低下した頭皮は炎症を起こし赤くなるのです。

それだけでなく、髪の毛自体が紫外線を浴びると、髪を守っているキューティクルが剥がされます。

キューティクルが剥がれた髪の毛は、穴の開いた袋のようにそこから水分や栄養分が流れ出してしまい、髪はパサついていきます。

皮脂の過剰分泌によるもの

頭皮のベタつきが気になる方も多いことでしょう。適度な皮脂は頭皮を守る為に必要ですが、過度に分泌すると、毛穴の皮脂詰まりを引き起こします。

また皮脂は長時間放置されると、油と同じで酸化し、炎症を引き起こす原因になります。

頭皮のうっ血によるもの

頭皮がうっ血することでも、頭皮に赤みがあらわれます。うっ血の分かりやすい例は、指をゴムなどで縛ったままにした時に起こる状態です。縛った部位から先が赤紫に変色してきますよね?

頭皮でうっ血が起こる原因として多いのが、パソコンなどにより目を酷使することとストレスによるものです。

目を使いすぎると側頭筋という筋肉が緊張するので、頭皮が硬くなりその下の血管を圧迫します。

またストレスを受け続けると、交感神経が高まり、血管を収縮することから血流が悪くなるのです。

洗髪が原因の頭皮の赤味対策

続いて洗髪が原因で起こっている頭皮の赤味対策をご紹介します。

洗浄力が強いシャンプーに注意

シャンプー選びで意識しておきたいのは、洗浄力が強いものを避けることです。洗浄力が強いシャンプーがなぜ赤みを起こすのかというと、必要以上に皮脂を取り過ぎてしまう為です。

頭皮を紫外線や乾燥から守っているバリア機能を持つ皮脂を取り去ってしまう事で、頭皮は無防備な状態となり炎症を起こしやすくなります。

特に、硫酸系の洗浄成分を使用したシャンプーは洗浄力が強いので気を付けてください。特に気を付けておきたい成分をご紹介しますので、シャンプーを選ぶ際にラベルを確認するようにしてください。

  • ラウリル硫酸ナトリウム・ラウリル硫酸カリウム・ラウレス硫酸ナトリウム
  • スルホン酸ナトリウム・パレスー3硫酸アンモニウム

シャンプーの洗い残しに注意

またシャンプーの洗い流しも非常に多いものです。泡が無くなったらシャンプーは洗い流せたと思っている方がほとんどですが、そうではないのです。

表面のシャンプーは流れていても、頭皮に付着したシャンプーや髪の間のシャンプーは残りがちです。

シャンプーを洗い流す際は、両手を使い髪と髪の間にぬるま湯が入るように髪をかき分けながら行ってください。理想的なすすぎ時間は3分ですのでじっくり時間をかけて行うことが大切です。

頭皮環境を整えよう!

頭皮の赤み対策には頭皮環境を整えることも欠かせません。

紫外線予防は必須

まずは紫外線を予防することです。

紫外線がきつい時間帯は朝10時ごろからお昼の2時ごろにかけてです。この時間帯は不用意に外出をしないことです。

またどうしても外出する必要がある場合は、お顔に日焼け止めを塗るように頭皮にも日焼け止めスプレーなどを吹きかけましょう。その上で、紫外線を吸収しづらい白っぽい帽子をかぶることをお勧めします。

紫外線が多いのは特に5月~9月の間です。この時期は特に意識して紫外線を防いでください。

ブラッシングで頭皮の血流アップを

うっ血した頭皮には、日々のブラッシングを取り入れましょう。ブラッシングは髪のホコリやごみを取り除く働きに加えて、髪を適度に引っ張ることで頭皮に刺激を与え、血流を促進します。

使用するブラシも重要です。先が丸いブラシを使用することで、頭皮にソフトにアプローチすることが出来ます。

もっとお勧めなのは豚毛や猪毛などの動物性のブラシです。ソフトでかつ静電気を起こさないので頭皮も髪にも優しいのが特徴です。

これらに加えて、お風呂で洗髪する際に、頭皮をマッサージしながら洗うことでより血流を促進することが出来ます。

まとめ

頭皮の赤みには、頭皮の炎症とうっ血の2タイプがあります。シャンプーとの相性、シャンプー方法、さらに紫外線や過剰な皮脂分泌など、心当たりがないか探ってみましょう。

放置してしまうと薄毛を促進し、育毛を妨げます。しかし原因を排除することで育毛環境を整え美髪に近づけるチャンスにできるのです。


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